さあ収益物件を所有しよう!と行動しようとした時、所有パターンは大きく分けると4つに分かれます。
1.全額融資による所有
2.現金
3.一部現金
4.相続・贈与
大きく分けるとこんなもんでしょうか。
1.全額融資による所有
お勤めされておられれば、融資に対して有利に働く事が多いです。ほとんど頭金を入れなくても、物件評価が高く取れたり属性が高ければ丸々融資が通る事も珍しくありません。
また、多くの場合は団体信用生命保険がセットされますので、保険の見直しも含めて考えると期待利回りはあがりそうです。
お金を極力かけずに少ない資金でレバレッジをかけて投資するという意味では良い持ち方と言えます。しかし、どうしてもローン利息と実質利回りの乖離が少ないので、物件選びが、より重要になってくるように思います。
2.現金による取得。
全額キャッシュで購入する方法です。
相続税対策や預貯金との比較、また所得税や法人税対策にて検討される方が多いです。
金融機関を利用しないので、利息もかからず単純に収益を終えるので、その分物件選びの幅は広がりますが、その反面購入価格上限を定めてしまうと良い物件に巡り会えにくい気がします。
3.一部現金
1.の融資の利用と2.の現金との併用による取得方法になります。どちらのメリットもリスクも抑えてる持ち方です。
現金だけでは届かない収益が目指せますし、融資だけでは出せない利回りも出せます。
4.相続・贈与
生前贈与であったり相続による取得ですね。借入が残ってる場合もあれば、先程1番で触れた団体信用生命保険によってローンが保険適用で無借金での相続の場合もあります。
また、相続税対策で生前贈与にて所有するケースもあるでしょう。
これらの所有方法どれらも一長一短あり、今後所有される方の属性によってもメリット、デメリットは変わってくるので、ご自身の現在おかれてる状況に照らし合わせながら考える必要が有ります。
まとめ
1.全額融資による所有。
メリット 手持ち資金が減らない。団体信用生命保険付帯する。
デメリット 金利の支払いが発生する
2.現金による取得。
メリット 収益計算がしやすい
デメリット 手持ち資金が減る
3.一部現金。
メリット 手持ち資金も残るし金利も抑えられる。損益分岐点が早まる。
デメリット 金利の支払いの発生、手持ち資金の減少
4.相続・贈与
メリット 無借金で取得できる可能性がある。税金が安くなる可能性がある。
デメリット 借金を背負う可能性がある。税金を支払わないといけなくなる可能性がある。
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