仮登記

これは何?(定義)

仮登記とは、将来の本登記に備えて順位を確保するために行う暫定的な登記です。

費用の目安

登録免許税:本登記の半額、司法書士報酬:数万円程度

メリット

将来の権利移転の順位を保全できる/安心して契約を進められる

デメリット

仮登記だけでは権利移転の効力がない/追加で本登記費用が必要

よくある質問(FAQ)

Q1. 仮登記の効力は? A1. 順位の保全効果のみで権利移転はしません。
Q2. いつ使う? A2. 売買契約後に代金未払い時などです。
Q3. 本登記と違いは? A3. 仮登記は暫定、本登記で効力が確定します。

補足(本文)

仮登記は、将来の本登記に備えて順位を保全するための登記です。たとえば売買契約締結後に代金未払いで所有権移転登記ができない場合や、条件成就前の予約契約に基づいて行われます。仮登記だけでは権利移転は完了しませんが、後日条件が整った際に本登記をすれば、仮登記時点に遡って順位を確保できます。登録免許税は本登記の半額であり、司法書士報酬も数万円程度かかります。